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日本会議広島 活動レポート

日本会議広島における活動の記録です

8月15日 第19回 戦歿者追悼平和祈念の集い 開催(広島市)

 65回目の終戦記念日を迎えたこの日、広島市の広島護国神社にて英霊感謝祭がしめやかに執り行われた。つづいて神社敷地内参集殿にて日本会議広島主催で戦歿者追悼平和祈念の集いが行われ約140名が参加した。

護国神社主催の英霊感謝祭 講演する桜林氏

 松浦日本会議広島会長の挨拶の後、ジャーナリストの桜林美佐氏が「耳を澄ませば聞こえる彼方からの声」と題して記念講演をされた。
 氏は「今まで高熱の硫黄島での遺骨収集に参加したり、我が国の為に頑張っている人の話を書いてきた。その中で感じたのは、やるべきは亡くなった方たちの声なき声に耳を傾けるという事。国の決め事を現代人だけでなく、過去の人々とも話して決めると言う謙虚な姿勢が必要。死者の声は虚心坦懐して耳を済ませれば聞こえてくる。そして“日本が今後も独立国家として存続し続けていってほしい”という、先人たちの遺志を汲み取ればそれは、防衛問題に行き着く。防衛問題に関わると、そこには現実的で面白くない話も多い。例えば、祖国を思うなら自衛官への思いやりが必要なのだが、予算不足から生じる待遇の悪化や、訓練回数の減少による錬度の低下により自衛官は強いストレスを与えられている。また防衛産業というとダークなイメージが付きまとうが、実際は二千社前後の下請会社によって成り立っている世界である。そこに携わる人々は、自分がこの国を守っているという自負で、予算低減の苦しい中で頑張っている。しかしこの業界も受注件数の激減により技術者の枯渇が問題となっている。海外産兵器に100%依存する事は安全保障上大きな問題である。」
 「現代日本の過去に対する評価は“いじめ”に等しい。現代の日本は守るに値するものなのかという悲しさ、憤りを感じる人も多いだろう。しかし投げ出さず、嘆く事なく、過去に耳を傾け、先人の遺志を貫く姿勢が必要。視聴率とクレームに恐れるマスコミを批判しても前には行かないし、民主党政権を成立させたのも民主主義下の国民である。我々がすべき事は、世論をまともな進路に変える工夫。きっかけ作りを大切に、第一歩を踏み出す事を恐れない事だと思う。」と語られた。
 菅政権がこの日、全閣僚参拝を行わなかった事について「先人の遺志は、“この国を頼む・靖国で会おう”だった。それなのに一体残らず遺骨収集を行うと言いながら、ひとりの閣僚も靖国に参拝しない菅政権には、欺瞞を感じる。」と批判された。

会場の様子 正午の合図とともに黙祷

 この後、正午の時報とともに東京の戦没者追悼式典にあわせて一分間の黙祷を行い、続いて天皇陛下の御言葉を拝聴した。

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  1. 2010/08/16(月) 18:56:35|
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