日本会議広島における活動の記録です
横田滋・早紀江ご夫妻をお招きして、日本会議広島 呉・江田島支部および北朝鮮に拉致された日本人を救う会 広島 共催「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求める呉・江田島市民のつどい」が呉市広公民館にて開催された。
小村市長らが来賓挨拶をされたのち、三浦小太郎氏・荒木和博氏・寺田稔氏が、拉致問題を巡る状況に関する講演をされた。特定失踪者問題調査会代表の荒木氏は「拉致され続けたのは、戦後アメリカに安全を担ってもらい、自力で国を守る事を放棄した事が原因。冷戦以降、東アジアの状況は刻々と変化しており、拉致被害者を救うも見殺しにするも、今後の我々の行動如何に関わっている。本会に参加した人をはじめとして、国民が戦う意志を表明することが、政府を動かし、拉致被害者を取り返し、ひいてはアジア最大の民主主義国家として、この地域の平和と人権を守る事に寄与する。」と語られた。


続いて横田御夫妻が登壇。滋氏は、めぐみさんが拉致された以降の33年間の日本政府・マスコミの対応や、この2年間、日朝交渉が行われていない事などを淡々と述べられた。
早紀江氏は「昨日、めぐみが幼い二人の弟と一緒に写真に写った音戸大橋に行って来ました。綺麗な夕焼けを見てめぐみの事を想いました。拉致以降、若い女性の遺体が発見されるたびに、めぐみではないかと思う日々。泣き狂う毎日。そして北朝鮮から他人の骨を渡されたこと。ショックの連続でした。今でもあの国の指導者には激しい怒りを感じています。孫娘と言われるヘギョンちゃんに会いたいという思いはありました。でも北朝鮮がヘギョンちゃんと会わせる事で、拉致問題を終結したいという目論見が、蓮池夫妻の「横田夫妻を北朝鮮に連れて来いと言われた。」という証言からも垣間見られ、会う事を我慢しました。北朝鮮は非情で狡猾な国であり、一市民が戦うのには限界があります。それでも限界を超えて頑張ってきました。」と語られ、参加者約500名の中には目頭を押さえる方が多くおられた。
ご夫妻とも「親として我が子を想う皆さんの力を貸してください。国民の世論が政治を動かします。」と述べられた。


最後に、市民代表数名により、両夫妻に対し応援のメッセージが届けられ、参加者全員で北朝鮮の方向に向かって「ふるさと」を合唱し閉会となった。
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- 2010/10/18(月) 18:43:39|
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