日本会議広島における活動の記録です
呉市内の「シティープラザすぎや」にて日本会議広島・呉江田島支部主催で時局講演会が開かれた。講師は元海上保安大学校教授・現広島文化学園大学特任教授の廣瀬 肇氏。
まず国歌斉唱の後、垂又支部長が挨拶、引き続き来賓として参加された松浦日本会議広島会長、三谷衆議・寺田元衆議の三氏が挨拶をされた。

「海の安全と日本の海洋政策」と題して講演をされた廣瀬氏は「行政法を専門としているので少々固苦しい話になる。」としながら「日本が海洋国家であるとは言い難い面がある。中韓台露などの周辺国と比べ、確固たる海洋政策がなく関連の法律も非常に少ない。海洋政策とは憲法をはじめとする国内法、国連海洋法条約に基づき海洋権益、海洋環境保護などを目的とする政策を言う。海洋政策のうちでも離島政策は重要である。日本は排他的経済水域を入れると世界第6位の広さであり,6千の島を有しているが,その9割は無人島である。無人島は領土・海洋資源の確保のほか,周辺航行船舶の安全や気象海象観測上も重要なものである。日本が震災で弱体化している最中でも、中韓露は国境離島をめぐり自らの海洋権益確保に奔走している。このような中で日本も早く百年先まで見通した確固たる海洋政策を作り、それを国民が支持する事,そして様々なトラブルが生じても、日本が平和国家を選択した以上は、実情を平和的に世界に発信し続ける根気の要る作業が必要となってくるであろう。」と述べられた。
また尖閣問題に関連して「日本は今まで領海侵犯を行った者に対しては国外退去をさせる事しかしなかったが、きちんと国内法に照らして処罰するべきであり,それをしないと今後も侵犯は続くであろう。」「尖閣にある灯台の保守に政治団体が向おうとした時に法律違反を根拠に阻止したが、今から思えば行かせてやった方が良かった。」との感想もほのめかされた。
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- 2011/05/23(月) 20:04:31|
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